ペットの健康


ペット用のCBDは人間と同じで良いの?
私たち人間が使っている薬は体の小さいペットにとっては作用だけでなく副作用も 強く出る危険があるのでなるべく使いたくないと思っている飼い主さんが多いです。

アメリカではCBDをペットに与えることで色々な痛みが緩和されて元気になったという 報告があります。 2019年にてんかんの犬を対象とした研究でCBDの血中濃度が高いと発作の頻度が低くなると 報告されました。

またアメリカの獣医師へのオンライン調査で疼痛、関節炎、てんかん発作、胃腸症状、不安・気分障害、腫瘍、乗り物酔いなどにCBDの効果があると答えています。

THCが含まれているものはペットに適さない
麻由来のCBDからTHCを完全にゼロにすることは現在の技術ではできません。 ペットにとってごく微量のTHCであっても有害だと以前から獣医師が警告しています。 事実アメリカでマリファナが合法化された州ではペットのマリファナ中毒の報告が 多くなっています。
THCによる症状としては
瞳孔拡大
多動性
唸り声を上げる
よだれを垂らす
嘔吐
頻尿

重度の場合は震えや痙攣、昏睡を引き起こすこともあります。

犬は好奇心旺盛
犬はなんでも口にすることがあります。 人間用のCBDを取りすぎることでごく微量に含まれていたTHCが中毒濃度になって しまうリスクがあります。

THCのリスクがないCBD
Kriya HopsはTHCを産生する酵素から含まれていないCBDを含んだ品種です。

The Center of Research and Advanced Studies のルイザ・ローシャ博士による最近の研究ではCBDがてんかんの引き金となるセロトニン受容体を鎮める可能性が示唆されています。 実際ラットでの実験では合成CBDでは発作を20%、ヘンプCBDでは発作を60%、Kriya Hopsではすべての発作を止めることができました。


バイオアベイラビリティ
「バイオアベイラビリティ」は、ペットの循環系に到達する未変化のCBDの割合として定義されます。

CBDは、本来の形では、水や血漿に溶けません。残念ながら、CBD のバイオアベイラビリティを高めるために使われるほとんどの技術は、CBD 分子を「変える」ことを含んでいます。定義上、これはバイオアベイラビリティを高めるという概念には当てはまりません。

CBD 体内動態

ヒトやペットの体は、投与されたCBDが血管系(血液や血漿)と血管外組織(筋肉や臓器)の間に分布するダイナミックなシステムである。

経口摂取後、CBDは親油性(脂肪を愛する)であるため、腸では部分的にしか吸収されません。細胞に隣接する水層を通過するほどの溶解性はありません。たとえCBDがエマルジョンやナノ粒子にされたとしても、腸内の消化酵素や酸が界面活性剤層を破壊してCBDを放出しないと考えるのはおかしな話です。

CBDが腸壁を越えて吸収された後、門脈の血液は全身循環に入る前にCBDを肝臓に送ります。肝臓はCBDを認識できないほど代謝するか、CBDの一部を胆汁に排出します。これはペットに依存します。 このようなCBDのバイオアベイラビリティの低下は、「初回通過効果」または「ER」と呼ばれています。