~生活習慣を整えた、その先にあるECSという考え方~
「ぐっすり眠りたい。」
そう思って、いろいろなことを試してきた方は多いのではないでしょうか。
寝具を変える。
サプリメントを試す。
リラックスできる音楽を聴く。
もちろん、それらも大切です。
しかし、睡眠は夜だけで決まるものではありません。
実は、朝起きた瞬間から、その日の夜の睡眠は始まっています。
今日は、睡眠の基本を改めて振り返りながら、
その先にあるECS(エンドカンナビノイドシステム)という考え方をご紹介したいと思います。

まずは睡眠の土台を整えましょう
睡眠を改善したいとき、最初に見直したいのは生活習慣です。
朝起きたらカーテンを開けて光を浴びる。
朝の光は体内時計をリセットし、約14~16時間後に自然な眠気が訪れやすくなります。
日中は適度に身体を動かしましょう。
激しい運動である必要はありません。散歩でも家事でも構いません。身体を動かくことで、
夜には自然な眠気が高まりやすくなります。
また、夕方以降のコーヒーやエナジードリンクなどに含まれるカフェインにも注意が必要です。
カフェインは眠気を作り出すアデノシンの働きを妨げるため、「眠くなる力」を感じにくくしてしまいます。
そして夜。
スマートフォンやタブレットを長時間見続けることは、光だけでなく情報そのものが脳を覚醒させます。
寝室は静かで落ち着いた空間にし、眠る前には脳も身体も休息モードへ切り替えていくことが大切です。

それでも眠れない方へ
ここまで読んで、
「そんなことは全部やっています。」
という方もいらっしゃるでしょう。
実際、そのような方は少なくありません。
睡眠には、
ストレス、
痛み、
炎症、
更年期、
自律神経の乱れ、
精神的な緊張など、
さまざまな要因が関係しています。
生活習慣を整えることはとても重要ですが、それだけでは十分でないこともあります。
ECSという身体にもともと備わっている仕組み
近年、睡眠との関係で注目されているのがECS(エンドカンナビノイドシステム)です。
ECSは、脳だけで働く仕組みではありません。
神経、免疫、消化管、自律神経など全身に存在し、
身体を一定の状態に保とうとする「ホメオスタシス(恒常性)」に深く関わっています。
睡眠だけでなく、
痛み
炎症
ストレス
気分
食欲
体温調節
なども、互いに影響し合っています。
だからこそ、眠れない原因を睡眠だけに求めるのではなく、身体全体のバランスを見ることが大切なのです。

CBDは睡眠薬ではありません
CBDについて、
「飲めば眠くなるもの」
と思われている方も少なくありません。
しかし実際には、CBDは睡眠薬のように脳を抑えて眠らせるものではありません。
ECSを介して身体全体のバランスを整えることで、結果として自然な睡眠につながる可能性が期待されています。
つまり、睡眠だけを狙うのではなく、
ストレスや痛み、自律神経など、睡眠を妨げる背景にも目を向けるという考え方です。
以前のブログでは、「CBDが合わないと思ったあなたへ」という記事で、この点について詳しくご紹介しました。
CBDを飲んで眠れなかったからといって、
すぐに「自分には合わない」と判断するのではなく、
身体全体の状態を考えることが大切だという内容です。
興味のある方は、こちらの記事もぜひご覧ください。
CBDが合わないと思ったあなたへ
最後に
睡眠を改善したいと思ったとき、まず取り組んでいただきたいのは生活習慣です。
朝の光を浴びること。
日中に身体を動かすこと。
カフェインを摂りすぎないこと。
夜は脳を休ませる時間を作ること。
こうした積み重ねが、良い睡眠の土台になります。
そのうえで、それでも眠りが整わない方には、
ECSという身体にもともと備わっている調節機構に目を向けるという選択肢があります。
CBDは主役ではありません。
生活習慣というしっかりした土台があってこそ、その力を発揮する可能性があります。
眠れないからCBDを飲む。
ではなく、
眠れる身体を作るための最後の一つの選択肢としてCBDを考える。
私は、そのような向き合い方が大切ではないかと思っています。

















