睡眠にはリズムがある
この話は聞いたことがある人が多いと思います。
寝入りばなに起こされて全然気づかなかったという経験はありませんか?
私は長年24時間いつでも病院から連絡が取れる状態で生活していました。
夜中に電話がなってもすぐに応対していたのですが、
一回だけ電話が鳴ったことに気づかなかったことがありました。
それがこの寝入りばな30分-1時間ぐらいでした。
多分10回ぐらいはコールされたから目は覚めたんですけれど
なんで??って寝ぼけて電話を見たら不在着信になっていました。
睡眠の最初はグーっと深い睡眠に入ります。
その後少しずつ浅くなってREM睡眠、夢を見ている時ですね。
そしてまた深くなるという周期を繰り返します。
この最初の周期が大体90分、だんだん短くなって起きる前は60分ぐらいです。
夜中に何度も目が覚めてトイレに行くという人は
大体この周期で目が覚めていることが多いようです。
寝返りを打つ時に体が痛くて目が覚めるという場合も結構あります。
この周期的なリズムですが
年齢と共に深い睡眠ができなくなってしまうということがあります。
夢ばかり見てちっとも寝た気がしないというお話は結構聞きます。
これも睡眠が浅いためです。
前回のブログでメラトニンの話をしましたが
光と睡眠の質は関係しています。
日中にしっかりと光を浴びて、そして適度に体を動かすこと。
夜寝る前は少し薄暗いくらいの環境で過ごすこと。
体が寝る準備をしていないといけませんからね。
体がすでに寝る準備をしているのに無理矢理起きている人も実はたくさんいるので
テレビを消した瞬間に寝てしまうって人多いかもしれません。