薬に救われた??

痛み止め常用していませんか?

ちょっと頭が痛い時、熱が出た時、腰が痛い時、生理痛の時
痛み止めって本当に便利ですよね。
湿布もそうです。

実は私も結構愛用?していました。

ある時消化器内科の先生に痛み止めによる胃潰瘍の発症って結構多いんだよ!と
言われました。
調べてみると痛み止めだけ飲んでいる場合4~43%の頻度で胃潰瘍が起こると報告されています。

それを聞いてからは私はなるべく痛み止めを飲まないようになりました。



ちょっとした失敗談があります
膝の靭帯をスキーで伸ばして数年後、
痛みを感じることも無くなってすっかり治ったと思っていました。
で、10時間以上山道を歩いたところ急に膝の痛みが再発??
足を半分引きずりながらしか歩けなくなりました。

一晩寝たらまた復活するだろうと高を括っていたのですが、
朝起きたところまだ痛い
でも今日も10時間は歩かないと帰れない。

1時間ぐらい我慢して歩いていたけれど普段の半分ぐらいのスピードでしか
動けない?

一緒に歩いていた仲間が一言薬飲んだの? と言いました。

本当は飲みたくなかったけれど飲んだところ30分もたたないうちに
嘘のように痛みがなくなりました。

歩くスピードがいつもより速くなったぐらい快適なんです。

薬が切れるはずの時間になっても痛みは起こりませんでした。

痛み止めってやはり便利なものです。
しかし、常用すると胃潰瘍などいっぱい副作用があります。
なるだけお薬に頼らず必要な時だけ使う。
これが大事ですね。


お薬のこと相談したいんだけれどって方はお気軽に
お問い合わせください。








睡眠のリズム

睡眠にはリズムがある
この話は聞いたことがある人が多いと思います。

寝入りばなに起こされて全然気づかなかったという経験はありませんか?
私は長年24時間いつでも病院から連絡が取れる状態で生活していました。
夜中に電話がなってもすぐに応対していたのですが、
一回だけ電話が鳴ったことに気づかなかったことがありました。
それがこの寝入りばな30分-1時間ぐらいでした。

多分10回ぐらいはコールされたから目は覚めたんですけれど
なんで??って寝ぼけて電話を見たら不在着信になっていました。



睡眠の最初はグーっと深い睡眠に入ります。
その後少しずつ浅くなってREM睡眠、夢を見ている時ですね。
そしてまた深くなるという周期を繰り返します。

この最初の周期が大体90分、だんだん短くなって起きる前は60分ぐらいです。

夜中に何度も目が覚めてトイレに行くという人は
大体この周期で目が覚めていることが多いようです。

寝返りを打つ時に体が痛くて目が覚めるという場合も結構あります。

この周期的なリズムですが
年齢と共に深い睡眠ができなくなってしまうということがあります。

夢ばかり見てちっとも寝た気がしないというお話は結構聞きます。
これも睡眠が浅いためです。

前回のブログでメラトニンの話をしましたが
光と睡眠の質は関係しています。

日中にしっかりと光を浴びて、そして適度に体を動かすこと。
夜寝る前は少し薄暗いくらいの環境で過ごすこと。

体が寝る準備をしていないといけませんからね。
体がすでに寝る準備をしているのに無理矢理起きている人も実はたくさんいるので
テレビを消した瞬間に寝てしまうって人多いかもしれません。